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三菱自動車タイランド 新型トライトンの輸出を開始

 三菱自動車タイランドは、ピックアップ・トラックの新型「トライトン」の輸出を開始した。二月九日にはこれを記念して、同社のレムチャバン工場に隣接するレムチャバン港で式典を執り行なった。式典には、タイ政府、取引先など多くの関係者が参列し、三菱自動車からは相川哲郎取締役社長兼COOも出席した。新型「トライトン」は、機能性・信頼性を向上させながら、乗用車のように快適な移動空間を提供する「究極のスポーツ・ユーティリティ・トラック」を目指して開発した新型車。二〇一四年一一月からタイで販売を開始した。今後、フィリピンを手始めにASEAN、オセアニア、中東、欧州、アフリカ、中南米などに順次投入し、約150か国に輸出する計画。

 相川社長は二月九日の式典で、三菱自動車タイランドが一九九一年からピックアップトラックの輸出を開始し、これまでに累計160万台超を輸出していることを指摘。三菱自動車本社がタイをピックアップトラックの生産・輸出拠点として位置づけていることを示した。レムチャバン工場は、三菱自動車にとって最大の生産規模を有し、累計生産台数350万台、累計輸出台数は250万台を突破するなど、グローバル生産拠点となっている。


日付 : 2015年03月02日

By : 週刊タイ経済

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