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日タイ両国首相が会談

 仙台市で開かれた第3回国連防災世界会議出席のため日本を再訪問したプラユット首相は三月一四日、同会議の合間を縫って安倍晋三首相と会談し、タイの鉄道新線プロジェクトの日タイ協力に関する協議を加速させることで合意した。プラユット首相は今年二月八日から一〇日まで日本を訪問した際も安倍首相と首脳会談を行なっており、安倍首相は、日本の優れた技術・ノウハウや豊富な経験を活用し、タイのインフラ整備全般において一層の貢献する用意があることを表明していた。二月のプラユット首相訪日時に、両国は、運輸当局による鉄道分野協力に関する意図表明覚書(MOI)に署名し、首脳会談でも、今後、両国が具体的な協力を推し進めていくことを確認している。
 覚書は、タイの鉄道開発への日本の出資や共同開発には言及していないが、バンコク~チェンマイ間、メーソート~ムクダハン間の具体的な路線を挙げて鉄道整備に関する将来の協力可能性を追求していくとしている。また近隣国との鉄道連結性向上の観点からの南部経済回廊における鉄道整備(カンチャナブリ~バンコク~チャチェンサオ~アランヤプラテート/レムチャバン間)に関する調査研究でも協力する。



日付 : 2015年03月23日

By : 週刊タイ経済

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