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2月の自動二輪車生産台数 前年同月比26%増に

 タイ工業連盟(FTI)自動車部会の三月二四日の発表によれば、二月のタイの自動二輪車生産台数(完成車+完全ノックダウン部品)は24万26台となり、前年同月を26・00%上回った。完成車の生産台数は17万9384台(20・74%増)、完全ノックダウンは6万642台(44・65%増)だった。一~二月合計のタイの自動二輪車生産台数は45万8246台となり、前年同期を12・09%上回った。完成車の生産台数は35万2530台(12・34%増)、完全ノックダウンは10万5716台(11・27%増)だった。(16面のデータ参照)

 FTI自動車部会のスラポン・パイシットパタナポン広報担当によれば、向こう3か月の自動二輪車メーカー各社の生産計画台数は直近3か月の生産実績を上回る見通しで、前年同期も上回る。一五年三~五月期の生産計画台数は51万6962台で、直近3か月(一四年一二月~一五年二月)の生産実績の50万5717台を2・22%上回る。また一四年三~五月期の生産実績の48万5094台との比較では6・57%増が見込まれている。

 FTIは二〇一五年の二輪車生産台数を200万台と予測している。一四年実績の184万2708台に比べると8・54%増となる。このうち輸出向け生産は約40万台で、一四年実績の28万8527台を38・64%上回る一方、国内市場向け生産は約160万台で、一四年実績の155万4181台を2・95%上回ると見ている。

 二月期の輸出台数(完成車+CKD)は10万443台で、前年同月比48・6%増となった。完成車が3万9801台で55・05%増となった一方、CKDは6万642台で44・65%増だった。輸出額は52億9244万バーツとなり、前年同月を32・15%上回った。組立部品の輸出額は3億9391万バーツで8・38%減。交換部品は8359万バーツで同5・81%増だった。二輪車、部品を合わせた輸出額は57億6994万バーツで、前年同月を27・83%上回った。

 一~二月期の輸出台数は17万2874台で、前年同期比18・62%増となった。完成車が6万7158台で32・38%増となった一方、CKDは10万5716台で11・27%増だった。輸出額は90億3066万バーツとなり、前年同期を13・94%上回った。組立部品の輸出額は7億4830万バーツで11・87%減。交換部品は1億6491万バーツで同18・11%増だった。二輪車、部品を合わせた輸出額は99億4388万バーツで、前年同期を11・54%上回った。


日付 : 2015年03月30日

By : 週刊タイ経済

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