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一~三月の投資奨励認可 約800件、2170億バーツ

 投資委員会(BOI)事務局が四月二一日に発表したところによれば、今年一~三月の投資奨励認可は800件近くとなり、合計投資予定額は2170億バーツ超となった。ヒランヤー・スチナイ事務局長代行は、民間部門の信頼感引き上げにつながると期待している。

 一~三月の認可件数は793件、合計投資予定額は2175億6000万バーツに達した。昨年の同期の認可額は346億5000万バーツで前年同期比5倍増となっている。業種別ではサービス/インフラが176件、605億7000万バーツで最多となった。電機・エレクトロニクスは98件、561億3000万バーツ、化学・プラスチック・紙は179件、358億5000万バーツ、金属・機械・輸送機械は145件、298億8000万バーツ、アグロインダストリーは139件、197億9000万バーツ、軽工業は43件、101億2000万バーツ、鉱業・セラミック・基礎金属は13件、52億1000万バーツだった。

 ヒランヤー事務局長代行は、BOIがプラユット首相を議長とする本会議のほか、作業部会と小委員会を通じて投資奨励の認可を急いでいることを示し、認可を受けたプロジェクトが実際の投資を開始することで今年の経済成長の推進にも寄与するとしている。

 今年一~三月の投資奨励の申請件数は176件、合計投資予定額は288億3000万バーツだった。ヒランヤー女史によれば、申請件数の53%に相当する94件(151億4000万バーツ)は、天然ゴム製品製造、医療機器・同部品製造、自動車部品製造、電化製品製造、ソフトウェア、再生可能エネルギー、国際見本市会場など新投資奨励戦略がターゲットとする業種になっており、政府の政策に合致している。


日付 : 2015年04月27日

By : 週刊タイ経済

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