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3月の自動二輪車生産台数 前年同月比5%増に

 タイ工業連盟(FTI)自動車部会の四月二七日の発表によれば、三月のタイの自動二輪車生産台数(完成車+完全ノックダウン部品)は23万7296台となり、前年同月を5・28%上回った。完成車の生産台数は18万4373台(5・51%増)、完全ノックダウンは5万2923台(4・13%増)だった。一~三月合計のタイの自動二輪車生産台数は69万5542台となり、前年同期を9・67%上回った。完成車の生産台数は53万6903台(9・94%増)、完全ノックダウンは15万8639台(8・78%増)だった。

 FTI自動車部会のスラポン・パイシットパタナポン広報担当によれば、向こう3か月の自動二輪車メーカー各社の生産計画台数は直近3か月の生産実績を下回る見通しだが、前年同期を上回る。一五年四~六月期の生産計画台数は49万7778台で、直近3か月(一五年一~三月)の生産実績の53万6903台を7・29%下回る。しかし一四年四~六月期の生産実績の46万9604台との比較では6・00%増が見込まれている。

 FTIは二〇一五年の二輪車生産台数を200万台と予測している。一四年実績の184万2708台に比べると8・54%増となる。うち輸出向け生産は約40万台で、一四年実績の28万8527台を38・64%上回る一方、国内市場向け生産は約160万台で、一四年実績の155万4181台を2・95%上回ると見ている。

 三月期の輸出台数(完成車+CKD)は9万1402台で、前年同月比22・1%増となった。完成車が3万8479台で60・12%増となった一方、CKDは5万2923台で4・13%増だった。輸出額は50億2279万バーツとなり、前年同月を24・17%上回った。組立部品の輸出額は2億9827万バーツで50・17%減。交換部品は1億5472万バーツで同53・85%増だった。 一~三月期の輸出台数は26万4276台で、前年同期比19・8%増となった。完成車が10万5637台で41・29%増となった一方、CKDは15万8639台で8・78%増だった。輸出額は140億5345万バーツとなり、前年同期を17・4%上回った。組立部品の輸出額は10億4658万バーツで27・71%減。交換部品は3億1963万バーツで同33・08%増。二輪車、部品を合わせた輸出額は154億1966万バーツで、前年同期を12・89%上回った。


日付 : 2015年05月11日

By : 週刊タイ経済

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