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タイ国トヨタ 新型ハイラックスを投入

 タイ国トヨタ自動車は五月二一日、新型ピックアップトラック「ハイラックスREVO」を発表した。ハイラックス・ヴィーゴの後継モデルで、11年ぶりにフルモデル・チェンジした。新型車は一九六八年に導入したハイラックス・シリーズの第8世代となるもので、タイで生産されたハイラックスの累計タイ国内販売台数は165万台、輸出台数は240万台。トヨタは世界6か国でピックアップトラックを生産しているが、タイの生産能力が70%を占めている。

 棚田京一社長はこの日の会見で、今年のタイの新車市場が当初予測した92万台を下回り、90万台を割り込む可能性があると述べている。トヨタの販売目標は前年比0・9%増となる33万台。商用車は3・4%増となる18万1300台を見込む一方、乗用車は2%減の14万8700台を見込んでいる。

 トヨタの今年第1四半期(一~三月)の販売台数は7万42台で、前年同期を16・8%下回っている。内訳は商用車が3万8644台(13・8%減)、乗用車が3万1398台(20・2%減)。一~三月のタイ全体の新車販売台数は19万7787台で、前年同期を11・8%下回っている。商用車は11万8817台(11・3%減)、乗用車は7万8970台(12・5%減)だった。


日付 : 2015年05月25日

By : 週刊タイ経済

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