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ウタパオ空港拡張プロジェクト 海軍と運輸省が協力覚書に署名

 海軍と運輸省は六月三日、チョンブリ県/ラヨン県のウタパオ海軍基地の民生利用についての協力覚書を締結した。クライソン・チャンスワニット海軍司令官とプラチン・チャントーン運輸相が覚書に署名した。海軍基地としての機能は維持しつつ、民生空港としての旅客処理能力を拡充するもので、プラユット首相が打ち出した「1空港2ミッション」指令に沿ったもの。

 現在、ウタパオ海軍基地内の民生空港の旅客処理能力は年間80万人に過ぎないが、この協力覚書の下で、新たな旅客ターミナル、誘導路、駐機場が建設される。ウタパオ空港の拡張プロジェクトは3つのフェーズに分割して行ない、二〇一五~一七年の第1フェーズで旅客処理能力は300万人に拡充される。第2フェーズは二〇一八~二〇二〇年に実施し、旅客処理能力を500万人に引き上げる。第3フェーズでは周辺インフラやアメニティの開発を進める。

 プラチン運輸相によれば、ウタパオ空港開発プロジェクトを監督する3つの作業部会が設置される。各作業部会はインフラ開発、空港運営、広報をそれぞれ担当し、作業計画をとりまとめる。


日付 : 2015年06月15日

By : 週刊タイ経済

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