タイ工業連盟（ＦＴＩ）自動車部会の六月二三日の発表によれば、五月のタイの自動二輪車生産台数（完成車＋完全ノックダウン部品）は１９万８６０１台となり、前年同月を８・１７％下回った。完成車の生産台数は１５万４１台（６・７５％減）、完全ノックダウンは４万８５６０台（１２・２９％減）だった。一～五月合計のタイの自動二輪車生産台数は１０７万３２９７台となり、前年同期を３・０９％上回った。完成車は８２万７８台（２・６５％増）、完全ノックダウンは２５万３２１９台（４・５５％増）だった。（１６面のデータ参照）

　五月の販売台数は１４万４９４１台で、前年同月比６・９７％減にとどまったもよう。前月比では３６・３３％増。一～五月の販売台数は７３万１９８台で、前年同期比１・５９％増だった。

　五月期の輸出台数（完成車＋ＣＫＤ）は８万２７９１台で、前年同月比７・０２％増となった。完成車が３万４２３１台で５５・６１％増となった一方、ＣＫＤは４万８５６０台で１２・２９％減だった。輸出額は４０億８９６１万バーツとなり、前年同月を７・９２％上回った。組立部品の輸出額は２億６６５１万バーツで３９・０３％減。交換部品は９４３１万バーツで同７・６７％増。一～五月期の輸出台数は４２万３００４台で、前年同期比１６・３６％増。完成車が１６万９７８５台で３９・９３％増、ＣＫＤは２５万３２１９台で４・５５％増だった。輸出額は２１８億４８９９万バーツとなり、前年同期を１０・９４％上回った。組立部品の輸出額は１５億６４４５万バーツで３３・３７％減。交換部品は５億１９８７万バーツで同３５・１％増。二輪車、部品を合わせた輸出額は２３９億３３３１万バーツで６・７２％増。


日付 : 2015年06月29日

By : 週刊タイ経済