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7月のインフレ率、1.05%減 7か月連続でマイナス記録

 商業省が8月3日に発表した7月のインフレ率は前月に引き続きマイナスとなった。7月の消費者物価指数は106・57ポイントで、前月比で0・07%減となったほか、前年同月比では1・05%低下した。この結果、インフレ率は7か月連続でマイナスとなった。1~7月のインフレ率は前年同期比0・85%減となった。

 食品・飲料物価は前月比で0・41%上昇した。食肉は0・06%増、アヒル・鶏は0・08%増、海水魚は4・40%増、卵は1・85%増、生鮮野菜は1・74%増、果物は0・61%増、惣菜は0・37%増だった。これに対し、調味料は0・13%減となった。

 非食品・飲料物価は前月比で0・34%下落している。清掃関連商品は0・10%減、個人ケアは0・05%減となった。燃油は3・92%下落した。

 消費者物価指数は前年同月比では1・05%下落した。非食品物価が2・22%下落したことによるもので、特に自動車・運輸・通信の物価が6・95%下落した。一方で衣料・靴は0・48%増、住居は0・44%増、医療・個人サービスは0・87%増、書籍・教育・宗教は1・25%増、タバコ・アルコール飲料は2・01%増だった。食品・飲料物価は1・10%上昇した。コメ・小麦粉・同製品が0・10%増、野菜・果物は7・76%増、調味料は0・54%増、非アルコール飲料は0・49%増、調理済み食品が1・07%増となった一方、食肉・アヒル・鶏・魚介類は1・03%減、卵・乳製品は2・79%減だった。

 1~7月の消費者物価は前年同期比0・85%減。非食品・飲料物価が1・88%下落したことによるもので、自動車・運輸・通信の物価が6・53%下落した。一方で衣料・靴は0・67%増、住居は0・98%増、医療・個人サービスは1・06%増、書籍・教育・宗教は0・75%増、タバコ・アルコール飲料は2・15%増となった。食品・飲料物価は1・09%増だった。コメ・小麦粉・同製品が0・34%増、野菜・果物が1・42%増、調味料が1・71%増、非アルコール飲料が0・84%増、惣菜・外食が2・04%増となった一方、食肉・アヒル・鶏・魚介類は0・13%減、卵・乳製品は2・73%減だった。

 一方、一般消費者物価指数からエネルギーと生鮮食品を取り除いた基本消費者物価指数(コア・インフレ)は前月比で0・10%増、前年同月比で0・94%増とプラス値を維持している。1~7月のコア・インフレ率は1・18%増。


日付 : 2015年08月10日

By : 週刊タイ経済

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