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ホンダが二輪車生産縮小 二輪販売伸び悩み

 ホンダはサムットプラカン工場の2015年通年の二輪車生産台数を、当初計画の139万台から2~3%縮小する方向だ。国内販売の伸び悩みを受けた措置。

 ホンダのタイ販売会社APホンダの販売台数は、上半期(1~6月)に74万4423台となり、前年同期から6・36%のプラスを確保した。しかし景気見通しが悪いことに加え、農産物価格の低下を受け、二輪車販売が伸び悩む見て、通年の販売目標台数を132万台へと引き下げている。

 APホンダの2014年の二輪車販売台数は136万台。12年の148万台、13年の149万台から落ち込み、11年の135万台と同水準になった。一方、ホンダのタイ生産会社タイ・ホンダ・マニュファクチャリングの年産能力は165万台となっている。

 ホンダは15年のタイ全体の二輪車販売台数見通しを当初の175万台から166万~168万台に引き下げた。

 タイの二輪車販売台数は11年に201万台と200万台を超え、12年に213万台に到達。しかし13年は200万台、14年は170万台に低下している。


日付 : 2015年08月17日

By : 週刊タイ経済

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