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自動車生産が上向き 7月は前年比9.6%増

 タイ工業連盟(FTI)の自動車部会が8月25日に発表した7月の自動車生産台数は16万5863台で、前年同月比9・6%増となり、5か月ぶりにプラス成長となった。1~7月の生産台数は110万1114台で、前年同期を0・21%下回った。7月の国内販売台数は6万863台で、前年同月比12・5%減少したが、前月比では0・9%増を記録した。1~7月の販売台数は42万9972台、前年同期比15・8%減だった。

 7月の自動車完成車輸出台数は10万2359台、前年同月比11・52%増となった。輸出額は494億5881万バーツで、前年同月比13・00%増となった。1~6月合計の自動車完成車輸出台数は67万8432台、前年同期比4・08%増だった。輸出額は3141億2211万バーツで前年同期比1・86%増だった。(16面のデータ参照)

 FTI自動車部会のスポークスマンを務めるスラポン・パイシットパタナポン氏は、初めての新車政策で税還付を受けたユーザーの対象車両の保有期間の条件を5年から3年に短縮するよう政府に陳情したことを明らかにしている。クルマを売って、借金を返済したり、他の消費財または新車を買うことができるようにすれば、経済システム全体を押し上げる効果が期待できるとしている。


日付 : 2015年08月31日

By : 週刊タイ経済

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