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プーケットにモノレール 運輸省が調査研究

 運輸省運輸交通政策企画事務局は、主要観光都市の公共輸送システム整備に向けたプロジェクト研究を加速させている。プーケットでのモノレール開発、チェンマイ、コンケンでの高速バス(BRT)の開発を計画しており、チャイワット・トンカムクーン次長によれば、プーケットでのモノレール建設プロジェクトの研究は80%方終了している。観光客の利便性が高まり、より多くの観光客を誘致する効果に加え、プーケット県の経済全般を押し上げる効果も期待している。
 チャイワット次長によれば、プーケットでのモノレールの総工費は200億バーツ以上で、タラン郡にあるプーケット国際空港とプーケット市内のチャロン交差点までを結ぶ総延長60㌔㍍。全部で20の駅を設ける。
 コンケンとチェンマイでは、専用バスレーンを走るBRTを開発する構想。総工費や投資形態を含む調査研究にはおよそ1年を要する見通し。チャイワット氏は、官民連携(PPP)方式を採用して民間に投資させる選択肢もあると述べている。
 チェンマイのBRTは最新の研究で、総延長100㌔㍍の4つのルートを調査している。チェンマイ競技場とナイトサファリを結ぶゴールデンライン(45㌔㍍)、チェンマイ動物園とブアッククロックを結ぶパイリンライン(22㌔㍍)、チェンマイ建都700周年総合運動公園とサムエーク市場を結ぶタップティムライン(32㌔㍍)、ターペー門からチャルンプラテート通り経由でチャーンクラン通りまでのモラコットライン(8㌔㍍)。
 また東北地方の中心都市であるコンケンのBRTは、総延長108㌔㍍の5つのルートを調査している。



日付 : 2015年11月09日

By : 週刊タイ経済

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