三菱自動車は18日、タイにおける生産・販売会社である三菱自動車タイランドの累計生産台数が４００万台を達成したことを発表した。この日、チョンブリ県レムチャバン工業団地の工場で記念式典を開いた＝写真。三菱自動車の相川哲郎社長兼ＣＯＯは「累計生産台数４００万台を達成できたのは、タイ政府をはじめとする関係官庁の支援、取引先各社の協力と関係者の支援の賜物と感謝している」と述べた。

　同社の累計生産台数が１００万台に達したのは03年。10年７月には２００万台を達成し、３００万台の達成は13年２月だった。それから３年に満たない期間で１００万台を上積みした。三菱自にとって最重要の海外生産拠点で、全世界１５０か国以上に輸出供給も行なっている。これまでの累計輸出台数は約２８０万台。

　三菱自動車タイランドは１９８７年１月設立。海外主要生産拠点に位置付け、積極的に生産・輸出事業に取り組んできた。生産能力の拡大に伴い、生産拠点に直結したＲ＆Ｄ機能の増強も図っている。


日付 : 2015年11月23日

By : 週刊タイ経済