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カンチャナブリ国境に工業団地 アマタ・グループが計画

 工業団地造成のアマタ・コーポレーションはカンチャナブリ県と国境を接するミャンマーのティキに工業団地の造成を計画している。今後のミャンマーの政治情勢を分析した上で、16年4月にも詳細を発表することにしている。

 アマタ・グループはこのほどSET上場を果たしたアマタVNを通じて、ベトナムで工業団地を経営しており、アマタ・ベトナム工業団地は20周年を迎えている。アマタVNのソムハタイ・パニッチーワCEOは、SET上場で調達した資金でベトナムに自社第2の工業団地、アマタシティ・ロンタンを造成する計画を発表している。

 アマタ・グループ総帥のウィクロム・クロマディット氏によれば、カンチャナブリ国境に近いティキ地区の工業団地開発については、すでに準備調査を進めている。国境からわずか10㌔、バンコクから170㌔㍍で、ウィクロム氏はタイに最も近い国外の工業団地になると述べている。カンチャナブリ国境から近いミャンマー領では、ダウェー特別経済区の開発計画が進行中で、ダウェーの工業団地造成はイタリアンタイ・デベロップメント社(ITD)とロジャナ・インダストリアル・パーク社が受注している。


日付 : 2015年12月28日

By : 週刊タイ経済

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