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炭素繊維プラスチック サハと東レが増産

 サハ・グループは、日本の東レ・グループとの合弁会社、カーボン・マジック(タイランド)社を通じて炭素繊維プラスチック部品の設備を増強する。グループ総帥のブンシット・チョークワタナー氏は、コンポーネントとして炭素繊維を使う産業には成長機会があると述べている。サハの出資比率は25%。チョンブリ県シラチャー郡にあるグループの工業団地に新工場を開発した。

 合弁会社の登録資本金は5億9000万バーツ。炭素繊維は、航空機、レーシングカー、二輪車、ロボット機器や医療機器などの素材として使用される。カーボン・マジック(タイランド)社は05年に日本の童夢グループとサハの合弁で設立された童夢コンポジット(タイランド)が前身。現在は東レ・カーボンマジック社の量産工場と位置づけられ、CFRP(炭素繊維強化プラスチック)部品の生産能力を増強しているところ。新工場では成形から塗装までの一貫量産体制を構築する。


日付 : 2016年02月15日

By : 週刊タイ経済

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