京都府の山下晃正副知事は15日、工業省工業振興局のプラソン・ニラバンジョン次長と会談し、京都府が６月１～３日に開催する「京都スマートシティエキスポ２０１６」へのタイの中小企業の出展や商談会参加、工業協力などについて意見交換した。

　同エキスポは、生活・文化の質の向上、社会の平安、経済・社会の持続的成長など今後人類が超えるべき喫緊の課題に、スマートシティがどのようなソリューションを提案し、新たなビジネスを創出することができるのか、国際シンポジウムや企業・団体展示などを通じて展望する。コンセプトは「スマート・テクノロジー」「スマート・ヘルスケア」「スマート・アグリカルチャー」。

　山下副知事は、これら３つのコンセプトに即した研究開発やイノベーションに取り組むタイのベンチャー企業や中小企業の参加を要請した。プラソン次長によれば、京都府は特に絹織物工業分野でタイとの提携を模索している。


日付 : 2016年02月22日

By : 週刊タイ経済