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29日のBOI本会議 スーパークラスター 航空機、ロボット工学追加

 投資委員会(BOI)は29日に開いたプラユット首相を議長とする本会議で、食品工業のクラスターの「フード・イノポリス」、航空機、ロボット工学の投資奨励措置を承認した。

 食品工業団地または工業区事業に対する投資奨励の道を開くもので、最も手厚い投資奨励を付与する「A1」グループに組み込む。併せてタイ・サイエンス・パーク(パトゥムタニ県)の敷地内のフード・イノポリスを投資奨励の対象区に位置づける。フードイノポリス内を事業地とするターゲット業種には法人所得税の免除期間終了後、さらに5年間の法人所得税の50%控除や機械輸入関税免除の特典をつける。

 また航空機工業とロボット工学はスーパークラスターと同等の投資優遇を付与することを決めた。航空・ロジスティックとロボット工学は財務省が昨年11月に決定した新成長エンジンとして期待する10のターゲット産業への投資誘致政策の対象になっているが、BOIがこれより前に決定したスーパークラスター政策(①輸送機械・同部品②電機・エレクトロニクス③デジタル④環境にやさしい石化・化学品⑤アグロインダストリー⑥繊維・衣料の6業種)では対象になっていなかった。


日付 : 2016年03月07日

By : 週刊タイ経済

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