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工場・倉庫のTICON 今年の投資予算40億B

 既製工場・倉庫開発のSET上場企業、タイコン・インダストリアル・コネクション社(TICON)のウィーラパン・プンゲート社長が1日に明らかにしたところによれば、15年には新規の賃貸スペースが38万3825平米となり、前年比で38%増を記録した。内訳はTICONの既成工場が6万9275平米、TICONロジスティック・パーク(Tパーク)の倉庫が28万8402平米、インドネシアの合弁会社の倉庫が2万6148平米。総収入は48億5400万バーツ、純利益は7億7000万バーツだった。

 ウィーラパン社長は、15年は国内外の景気の減速など経営環境はよくなかったものの好業績を残せたことで、最適立地に良質ですぐに使える工場、倉庫の建屋を提供するとした自社の経営戦略が正しかったことが証明されたと述べている。16年はアセアン経済共同体(AEC)の発足、建設コストや建材コストの低下で、さらなる事業拡張のチャンスが大きいとし、15~19年までの5年間で500億バーツを投資するとした中期経営計画に沿って工場・倉庫スペースを合わせて28万平米の新規開発を進めると説明している。16年の投資予算は40億バーツ。TICONの工場建屋開発に5億バーツ、Tパークの倉庫開発に30億バーツ、インドネシア事業に5億バーツを投じる。


日付 : 2016年03月07日

By : 週刊タイ経済

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