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ロジャナ工業団地 水供給に不安なし

 SET上場のロジャナ・インダストリアル・パーク社は旱魃が進行する中、アユタヤ県にあるロジャナ工業団地の水の供給に不安がないことを強調している。アマラー・ジャルンイティワタナクン取締役は、すべての工場の水需要の1か月分、予備の水を蓄えてあると述べ、4月からの暑季に水不足が生じる場合には、地下水を供給する準備も進んでいると説明している。アマラー氏は最悪の事態も想定して、すべての工場に十分な水を供給できるよう旱魃対策のプランを立てたとしている。

 ロジャナ工業団地には約200の工場があり、7割が日系企業となっている。エレクトロニクス、自動車、自動車部品工業の工場が多く、多くの水を消費するわけではない点が救い。水の需要が急増することはありそうになく、水不足についての懸念はほとんどないと述べている。ロジャナ工業団地には大量の水を消費する2つの発電所があるが、水不足に悩んでいない。

 タイ工業団地公団(IEAT)のウィラポン・チャイプーム総裁は、政府が旱魃状況を密接に監視し、必要であれば特別に水を民間の工業団地に供給する手段を準備していると語っている。同総裁も旱魃に対処できることを確信しているとしている。


日付 : 2016年03月28日

By : 週刊タイ経済

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