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マツダ 工業省に協力 自動車部品メーカー育成で

 マツダはタイの自動車部品メーカーの育成で工業省に協力する。日本のマツダ本社とマツダ・セールス(タイランド)社が工業省、タイ自動車部品工業会(TAPMA)と共同で、「タイの自動車部品メーカーのODMへの底上げ」と呼ぶパイロットプロジェクトを実施する。OEMの下請け部品メーカーを自社設計によるオリジナル・デザイン・マニュファクチャラー(ODM)に育成する。マツダ・セールス(タイ)のチャーンチャイ・トラガーンウドムスック副社長によれば、マツダ本社はタイ人技師4人を研修生として6月初めから4か月にわたって受け入れる。

 アチャカー・シーブンルアン工業相=写真左から5人目=は3日の記者会見で、ODMプログラムが、クラスター形態での特別経済区政策の方針にしたがってタイの自動車部品メーカーの知識と能力、研究開発の技能の取得につながることを期待していると述べた。

 ODMパイロットプロジェクトは、タイ人技師が自動車メーカーの現場を体験することで知識を吸収しようとする試みで、マツダは同プロジェクトに協力する最初の自動車メーカー。


日付 : 2016年05月09日

By : 週刊タイ経済

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