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帝国データバンクが進出企業調査 タイが企業数トップに

 帝国データバンクは17日、アセアンに進出している日本企業を対象にした進出企業調査の結果を発表し、進出国別ではタイがトップの4788社だった。報告書では中国経済の減速からチャイナプラス・ワンとしてタイの存在感が高まっていることなどを理由に挙げた。

 同社がアセアン全域を対象にした調査は今回が初めて。2016年4月末時点の企業概要データベースや信用調査報告書などをもとに日系企業を抽出し、分析した。

 アセアンに進出している企業は1万1328社。タイにつづいてシンガポールが2位で2821社、ベトナムが2527社だった。
タイへの進出が多い理由について、自動車産業などの産業集積から進出しやすい土壌があるほか、チャイナプラス・ワンへの注目度が高く存在感が高まっているとした。

 また進出国の組み合わせではインドネシア・タイが2823社で最も多かった。

 タイへの進出企業を業種別でみると、製造業が2454社で全体の51・3%、2位は卸売業の1172社で同24・5%だった。

 規模別では売上高100億円以上が2890社で全体の25・6%を占めた。1億円未満は601社(5・4%)。


日付 : 2016年05月23日

By : 週刊タイ経済

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