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パタヤの水質に警告

 チョンブリ県パタヤ市環境課は20日、同県で開かれた公害管理に関するセミナーで、過去数年でパタヤビーチを含む同県沿岸部の水質が悪化しているとの調査結果を報告した。特に工業団地があるレムチャバン周辺が今回の調査で最も汚染度が高く「非常に汚染されている」とした。

 パタヤビーチは「悪化」、パタヤ北部と南部、ラン島では「比較的良好」とされた。また、同県に隣接するラヨン県やチャンタブリ県、トラート県の75%が「比較的良好」、12%が「汚染されている」、13%が「悪化」だった。

 調査は85地点で実施し、チョンブリ県では25地点調査した。

 パタヤ市当局は2017年~21年にかけて、ビーチの海水汚染を改善するための計画を策定した。計画では廃水処理に焦点を当てているという。また2か所の水処理施設を新規に拡張する計画で、ソイ・ワット・ノンヤイの処理施設ではこれまでの1日あたり8万立方㍍から13万立方㍍まで水処理能力が増強される計画という。


日付 : 2016年06月27日

By : 週刊タイ経済

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