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メコン流域6国 トラック/バス 移動自由化へ

 メコン川流域のタイ、ミャンマー、ラオス、カンボジア、ベトナム、中国(雲南省)の6か国はこのほど、トラックや観光バスの移動自由化で大筋合意した。最近開かれたメコン・サブリージョン閣僚会議に出席したアーコム・トゥームピタヤーパイシット運輸相が明らかにした。

 地域の物流と観光を促進するため、各国が国境を通過し移動できる車両を500台まで認めることで合意した。12月1日より開始する。ただしミャンマー当局は国境通過業務の経験不足を理由に19年末までの準備期間を求めている。

 アーコム大臣によれば、メコン諸国の国際輸送協定の下で、タイが輸送路を接続するのはチェンライ県チェンコン、サケーオ県アランヤプラテート、ムクダハンなど。12月1日までに実務上の複雑な問題を解消し、各国が微調整を行う必要がある。交通安全についても課題がある。例えばラオスは道路の状態が悪く、改良の必要がある。また別の問題として、タイだけが左側通行で、その他の国はすべて右側通行を採用していることが挙げられる。このほかドライバーが他国の交通規則に精通していないことも課題になっている。


日付 : 2016年07月25日

By : 週刊タイ経済

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