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電車レッド線 円借款契約署名

 日本の国際協力機構(JICA)は30日、タイ政府との間で「バンコク大量輸送網整備事業(レッドライン)(3)」を対象として1668億6000万円を限度とする円借款貸付契約に調印した。佐渡島志郎駐タイ大使とアピサック・タンティウォラウォン財務相が署名した=写真。2009年の第1期(630億1800万円)、15年の第2期(382億300万円)に続く3期目。

 レッド線はバンコク都内のバンスーと北郊のパトゥムタニ県ランシットを結ぶ高架電車で、首都圏の交通渋滞緩和に大きく貢献する。バンスー駅は長距離バスターミナルに隣接し、電車グリーン線、ブルー線、パープル線が乗り入れるため、バンコクの公共交通システムの中央ターミナル駅として機能する。電気・機械システム・車両は三菱重工、日立製作所、住友商事の日本企業連合が受注している。


日付 : 2016年10月03日

By : 週刊タイ経済

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