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ライオン チョンブリに新工場

 ライオン・コーポレーション(タイランド)は、約10億バーツを投じてチョンブリ県シラチャーに新工場を建設する。向こう3、4年の家庭用品や洗剤の需要増を見込んで設備を増強する。ブンヤリット・マハーモントリー社長によれば、14~17年にオーラル・ケア製品やパーソナル・ケア商品の生産増強に30億バーツを投じる中期投資計画の一環。

 同社はライオンとサハ・グループの合弁会社。洗濯洗剤の「パオ」、練り歯磨き粉や歯ブラシの「システマ」、シャンプーの「植物物語」などの人気商品を持つ。ブンヤリット氏によれば、1~9月の売上高は2桁成長となっている。すべての製品群が好調で、輸出販売も伸びている。景気はすでに底入れし、上向き始めていると判断、輸出市場も増えているため設備増強に踏み切る。

 同社は最近、パーソナル・ケア製品とオーラル・ケア製品のイラン向け輸出を開始しているほか、CLMV諸国向けの輸出も伸びている。向こう5年以内に輸出売上を全体の30%に高めることが目標で、2020年には総売上高200億バーツ、輸出売上60億バーツを目指す。


日付 : 2016年11月14日

By : 週刊タイ経済

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