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稲作農家の転作支援 80億バーツの低利融資

 政府は15日に開いた閣議で、中部35県の稲作農家にメイズ栽培への転作を奨励するため、総額80億バーツの低利融資を実行する政策を決定した。200万ライの水田を対象に、転作にかかる費用として1ライあたり4000バーツを農業・農協銀行(BAAC)を通じて融通する。金利は年4%。国が年3%をBAACに利子補給する。4000バーツの内訳は、農地の準備と種苗の経費が1800バーツ、化学肥料が1200バーツ、収穫支援が1000バーツ。計画は直ちに始まり、来年6月まで実施される。        一方、首相が委員長を務める国家米穀政策委員会は18日、もち米栽培農家に対する援助措置を決定した。ホームマリ米、普通米の栽培農家向け援助措置と同様のもので、担保貸付が1㌧あたり9500バーツ、収穫・品質改良経費の補助金が同2000バーツ、保管経費の補助金が同1500バーツで、農家は1㌧あたり1万3000バーツを得る。


日付 : 2016年11月21日

By : 週刊タイ経済

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