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自動車購入で情報収集 スマホが不可欠な要素

 グーグル・タイランドの最近の調査によれば、タイの消費者が自動車を購入する場合、基礎的な情報収集やビデオ・コンテンツ閲覧にスマートフォン(スマホ)を利用する消費者がほとんどであることが明らかになった。グーグルがリサーチ会社TNSと共同で実施した調査は600人を対象にしたもので、その97%が自動車購入のための情報収集にスマホを利用すると回答している。また79%は自動車を購入する機会がある場合にはオンラインで購入手続きを進めるとしている。

 調査結果は商品購入におけるオンライン情報の重要性を改めて浮き彫りにするもので、自動車に限らずあらゆる商品におけるオンライン情報の整備が販売の成功につながることを示しているとしている。自動車購入を調査のテーマとしたのは国内自動車業界が多額の広告予算をデジタル広告に費やしていることが背景にある。デジタル広告への出稿額の割合は10%で、数ある業種の中でも自動車業界がトップクラスとされている(タイ・デジタル広告協会調べ)。

 この調査では回答者が平均1人当たり3・2台のデジタル・デバイスを保有していることや、テレビ視聴中でさえスマホで情報検索していると答えた人が22%に上ることも明らかになっている。


日付 : 2016年12月12日

By : 週刊タイ経済

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