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1~10月のBOI申請額 4000億Bを突破

 アチャカー・シーブンルアン工業相は今年1~10月期のBOI投資申請額が4000億バーツを突破し、今年の目標5550億バーツの約70%を占める水準に達したことを明らかにした。

 政府は自動車・関連部品、スマート・エレクトロニクス、医療・ヘルスツーリズム、農業・バイオテクノロジー、食品、産業用ロボット、ロジスティック&航空サービス、バイオ燃料・バイオケミカル、デジタル産業、医療サービスの10分野を特に重点的に振興していく方針を打ち出しているが、この10分野の1~10月における申請件数は144事業、投資額は1380億バーツとなっている。

 投資拡大を実現するため、政府は10分野について個別に様々な措置を導入することを検討しており、例えば航空機関連産業では外国人出資比率上限を51%以上に引き上げることで外資の誘致拡大を図る方針。産業用ロボット産業では国内製造業にロボットの導入を奨励する。最近ではタイ・ドイツ・インスティチュートが約50社の産業用ロボット導入を支援、他の130社が導入に積極的な姿勢を見せ、同インスティチュートに接触している。バイオケミカル産業振興では政府が保健省食品薬事委員会事務局(FDA)にバイオケミカルの一部規制見直しを検討するよう指示している。


日付 : 2016年12月19日

By : 週刊タイ経済

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