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カナック タイランド
各種金型、部品への金属表面硬化処理(ガス窒化処理:カナック処理)

窒化処理の概念が変わる!​

 

​カナック処理とは

カナック処理とは、窒素の拡散現象を用いた表面処理方法で、窒素と母材に含有している合金元素(特にCr、Mo、V)と反応させながら、硬化層(拡散層)を形成させる処理です。

◆大型設備と量産部品◆

カナック処理の最も基本的な処理で拡散層を主体とし変形、肌荒れが無く、鋼中のCr量により表面の硬さがアップ。
​【使用用途例】VANE・ベント管・成形金型・SUS部品・刃物

カナック処理の最も基本的な処理で拡散層を主体とし変形、肌荒れが無く、鋼中のCr量により表面の硬さがアップ。
​【使用用途例】VANE・ベント管・成形金型・SUS部品・刃物

特徴

表層に脆い窒素化合物層(白層)が生成しにくいクラックを進展させるカモメマークが生成しません
比較的浅い硬化層(拡散層)になります面荒れをおこしにくい
寸法変化量が小さい溶接時にボイド等の欠陥をおこしません
付き回り性が良好で、細穴や異形状にも均一に処理が可能です繰返し処理が可能です
各種処理と組合せた複合処理が可能です

使用目的

■ 耐摩耗性向上

適応分野

■ 各種ダイカスト
■ 射出成形
■ プレス成形
■ 機械構造用部品
■ 電機部品

主用途例

■ 鏡面金型 ■ シボ金型
■ 射出成形用の構成部品
■ 各種ダイカスト用の構成部品
■ 粉体輸送管 ■ 粉砕機スクリーン
■ 搬送用チェーン ■ 耐摩耗部品
​■ 高合金鋼の刃物類

特徴

■ 表層に脆い窒素化合物層(白層)が生成しにくい
■ クラックを進展させるカモメマークが生成しません
■ 比較的浅い硬化層(拡散層)になります
■ 面荒れをおこしにくい
■ 寸法変化量が小さい
■ 溶接時にボイド等の欠陥をおこしません
■ 付き回り性が良好で、細穴や異形状にも均一に処理が可能です
■ 繰返し処理が可能です
■ 各種処理と組合せた複合処理が可能です

使用目的

■ 耐摩耗性向上

適応分野

■ 各種ダイカスト
■ 射出成形
■ プレス成形
■ 機械構造用部品
■ 電機部品

主用途例

■ 鏡面金型 
■ シボ金型
■ 射出成形用の構成部品
■ 各種ダイカスト用の構成部品
■ 粉体輸送管 
■ 粉砕機スクリーン
■ 搬送用チェーン 
■ 耐摩耗部品
​■ 高合金鋼の刃物類

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金属組織写真(SKD61)

カナック処理ガス軟窒化処理 

カナック処理ガス軟窒化処理

 

鏡面金型とシボ金型の外観

カナック処理後に鏡面仕上げが必要ですカナック処理後に艶出し加工が必要です

カナック処理後に鏡面仕上げが必要ですカナック処理後に艶出し加工が必要です

 

最近の更新 2022年03月17日