ロストワックスとは
金属鋳造法の1種で、最も形状と材質の自由度が高い製法です。
一般産業機器を中心に、食品・梱包・半導体など、様々な業界で当社のロストワックスは採用されています。
形状 |
他製法と比べて形状の自由度が高い |
材質 |
鉄、ステンレス、アルミと選択できる鋼種が豊富。 |
ロット数 |
小ロット~大ロット(数十個~数千個)の数対応が可能。 |
鋳肌 |
12.5a程度 (製品サイズ、鋳造材質により異なる)。 |
精度 |
砂型鋳物と比べて高い寸法精度。加工取り代を少なくすることで加工工数削減が可能。 |
分類
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材質
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ステンレス
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SUS303(Lostwax), SCS13, SCS14,
SCS2A, SUS440C, SCS24
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炭素鋼
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S25C(Lostwax), S45C(Lostwax)
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NiCrMo鋼
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SNCM439(Lostwax)
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CrMo鋼
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SCM415(Lostwax), SCM435(Lostwax), SCM440(Lostwax)
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工具鋼
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SK85(Lostwax), SKH57(Lostwax), SKS3(Lostwax), SKD11(Lostwax),
SKD61 (Lostwax)
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耐熱鋼
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SCH22
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アルミ合金
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AC4C, AC7A
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公差(mm)
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寸法区分
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普通
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を超え
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以下
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-
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25
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±0.3
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25
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50
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±0.6
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50
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75
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±0.8
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75
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100
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±1.0
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100
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125
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±1.3
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125
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-
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±1.5%
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角度
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±1.5°
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金型制作費がきわめて安価(プラスチック部品用金型と比べて約1/5)で、かつ一度制作した金型は半永久的。
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【試作段階・少量生産】
金型コストが低い為、製品1個の費用は他製法に比べて確実に安価。
【量産段階】
製品に応じて最も適した方案をとり、低価格を実現。
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機械加工が不要になるか、きわめて低減。加工困難な材質はコストメリット大。
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数個の部品を組み合わせて使用していたものを一体化できる為、大幅なコストダウンが期待できる。
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ボディ
材質
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SCS13
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サイズ
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φ88 × 37t |
業界
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バルブ機器関連
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スライドプレート
材質
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SKS3(精鋳)
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サイズ
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R110 50° |
業界
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食品機器関連
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サイドスタンドブラケット
材質
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S25C(精鋳)
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サイズ
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77×72×49.5 |
業界
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自動2輪車機器関連
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クランプヨーク
材質
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S45C(精鋳)
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サイズ
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62×54×30 |
業界
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エンジン機器関連
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