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TAISEI KOGYO (THAILAND) CO.,LTD.
金属粉末射出成形(MIM)部品の製造・販売

測定・評価技術

数mm程度の金属部品の測定は難しいことが意外と知られておりません。

接触式の測定機ではプローブが入らない部分が多くなり、正確な測定ができません。
​非接触式の代表である光学測定は、金属表面の反射の影響で微小領域の測定が困難です。

太盛工業では10mm以下の微小金属部品の量産に特化したMIMの製造技術を発展させる上で、部品の評価に欠かせない、測定技術の発展にも注力してきました。 微小な金属部品の測定機と測定技術を紹介します。

光学3次元形状測定機

可視光を用いた光学測定機システムの中で、最も解像度の高い測定を実現する、微小サンプルの測定に特化した測定機です。 3次元構造を取得し、基準面、断面表示を任意に設定できるため、自由曲面が多い微小な部品やギアの形状品質保証に活用しています。
また、解析ソフトウエアの適正化により、3次元CADデータとの比較も可能で、製造プロセスを短期間に最適化するだけでなく、他の部品のデータと合わせて、組み立てシミュレーションも可能です。 特にギアは稼働シミュレーションも可能で、規格が整っていない微小なギアの量産における品質保証に高い評価をいただいています。

 

計測X線CT装置

周辺技術の発展と相まって解像度が年々高くなっているX線CT装置ですが、特に高解像度に測定できる装置を使用しています。 分析領域は小さくなりますが、μ-MIM®︎が取り扱う微小で複雑な部品の測定には十分な測定領域が確保されています。
一般的なMIM部品は内部構造を持つことがありませんが、3D-μMIMでは内部にも構造を持つ形状が多いので非破壊に分析することでより信頼性の高い品質保証を実現します。

 

最近の更新 2023年03月16日